2006/08/17

劇場への地図と、タイトルの秘密。

劇場への地図です。前回は掲載してませんでしたね。前回は写真付きで掲載していましたね。
京王井の頭線・東松原駅下車、西口-1出口を降りてください。そこからスグです。

さて、BHUの公演をコント時代以前からご覧の方にはお気づきかもしれませんが、公演のタイトルの秘密をちょこっと告白します。

今回の公演タイトル「あ、ドヴォルザーク先生!」は既に前作「職業、シュヴァイツァー」の台本執筆前には決まっていました。でも、先に浮かんだのが「職業、シュヴァイツァー」だったので、そちらを優先して台本を書いたというだけの話。そうです。岡見は「まずタイトルから決める」人間だったのです。

実際、過去の上演作品において、台本執筆中あるいは台本完成後にタイトルが決まった作品は2本目の「しようがないひと」(仮題は「様々トランタン」でした)とコントの小タイトル(ネタ毎のタイトル)、それと栃木の女子高演劇部向けに書いた「パパパ、ピピピ」のみです。

では、なぜこういうタイトルになるのか。コントの総合タイトルの頃からその傾向は顕著なのですが(正確には2002年10月に上演した「ドップラー!!」あたりから)、「音の響きにインパクトがあって、なおかつ日本で耳馴染みの薄いもの」という基準だけの「思いつき」だったんですね。

前回と今回の作品は実在の偉人の名前を拝借していますが、では「偉人シリーズ」(あるいは音楽家シリーズ)が続くのかと言われればそういうわけでもありません。既に“偉人系”はコント「ドップラー!!」「ラグランジュ??」などで命名済みですが、同じ過程でまず「シュヴァイツァー」が思い浮かび、それまでのコントとの差別化を図るために「職業、」を付け加えたというだけの話です。しかも「職業、」自体もほとんど「音」で思いついただけのものです。このタイトルが浮かんで、ようやく職業訓練校の話だとかニートの話だとかを書いていこうかという流れになるのです。

さて、今回の「あ、ドヴォルザーク先生!」も、同じような流れで「思いついた」だけのタイトルです。よく、BHUの公演案内をすると「タイトルから中身が想像つかない」というご意見を耳にしますが、岡見もタイトルを思いついた時点では中身を想像していないのですから無理もない話です。ということで、このタイトルから果たしてどんなステージが繰り広げられることになるのか、勝手に想像していくのも楽しいかと思います。

ちなみに今年12月23日に上演予定(スペシャルワンナイト公演)のタイトルは「ションボリナハト」です。これはまだタイトルから本編を想像しやすい部類に入るのですが、それを考えるとまたハマってしまいかねないので、今は「あ、ドヴォルザーク先生!」だけを楽しみに待っていてください。

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